先日友人に教えてもらいプレイしたところ、シンプルなルールながら非常に面白かったのがこの「スカル」。
ボードゲームをしたことがない人でも、熱心なボードゲーマーでも一様に楽しめる良作だった。と言うことで今回はこちらの「スカル」を紹介していきたい。
ルール
基本システムはトランプの「ダウト」に似たブラフ系ゲーム。
「ドクロ」カード1枚と「花」カード3枚を持った状態でスタートし、それを各プレイヤー1枚ずつ裏向きにしながら置いていく。2巡目以降の好きな自分のターンではカードを置く代わりに、ドクロを捲らないように何枚までカードを捲ることができるかに「チャレンジ」することができる。
チャレンジされた他のプレイヤーは、可能であると思うなら、さらに多くの枚数でチャレンジすることができる。そして、最大のチャレンジ数を宣言した人が指定の枚数分カードをめくっていくことになる。ただし、自分のカードは上から2枚を必ず表にしなければならない。
このチャレンジを2回最初に成功させた人が勝利である。
ちなみにチャレンジに失敗した場合はカードを1枚捨てなければならず、カードが0枚になると敗北となる。
おすすめポイント① シンプルなルール
基本のシステムはドクロがどこに潜んでいるかを予想して、自分のチャレンジを通すだけ。カードの種類も「ドクロ」と「花」の2種類しかない。
ボードゲーム慣れしていない人だったとしても、1度プレイすれば5分で理解できるほどルールがシンプル。
ルールやカード、役の種類を覚えて、たくさんの駒を並べて…といったボードゲームにありがちなハードルの高さがないので、家族や友人と手軽にプレイすることができるだろう。
おすすめポイント② 奥の深い心理戦
簡単なルールでありながら、何度もやりたくなるのはその心理戦にあると思う。
相手が何枚目にドクロを潜ませているか、そもそも相手がドクロを持っているのかどうか、自分のドクロをどうやって相手に捲らせるか、何枚であれば捲ることができるのか…
限られた情報の中から、自分の本音を隠しつつ相手の本音をうまく探っていくのが醍醐味だ。
自分のドクロを捲らないといけない状況でも少ない数でチャレンジをすることで、相手のチャレンジで自分のドクロを捲らせるという「誘い受け」で騙し合う戦略などもあり、シンプルなルールながら意外とと奥が深い。
おすすめポイント③ チャレンジが成功したときの快感
このボードゲームの勝利条件はチャレンジを2回成功させること。そう。チャレンジをしないことには勝てないようなシステムになっている。そのため、ゲーム中は必然的にチャレンジをするタイミングを図っていくことになる。
チャレンジする数が7枚、8枚となっても成功することもあれば、2枚でも失敗することもある。そんな中で、相手の本音を読み切ってチャレンジを成功させることができた時の快感は本当に堪らない。
まとめ
今回はボードゲーム「スカル」を紹介してきた。おすすめポイントは3つ。
- シンプルなルール
- 奥の深い心理戦
- チャレンジが成功した時の快感
無料でボードゲームが楽しめる「ボードゲームアリーナ」でも楽しむことができるので、ぜひ皆さんもトライしてみてくれ。

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