楽しい野外フェス。
去年から少し状況は変わって、ソーシャルディスタンスを保ちながら多くのフェスが開催していることに沸き立っている方も多いかもしれない。「どんな服装で行こうかな〜?」なんてことをお考えの方もいることだろう。
しかし意外と野外フェスの環境は過酷。そんな環境下でアウトドアウエアが猛威を発揮すると言うことに、私もアウトドアを始めてから気づいた。今回はそんなアウトドア&フェス好きの私が、野外フェスで使えるアウトドアウエアを紹介したいと思う。
速乾Tシャツ
フェスにはバンドTシャツを着ていくもの。そう思っている方も多いかもしれない。しかし、多くのバンドT・フェスTは綿でできている。
綿のTシャツは着心地はいいのだが、いかんせん一度濡れてしまうとなかなか乾かず、汗まみれのTシャツでライブを見続けることになってしまう。着替えを持っていくにしても何度も着替える必要があり、あまりフェスに適した素材とは言えない。
一方、アウトドア用の速乾Tシャツであれば汗をかいてもよく乾き、快適さを保てるように設計されている。汗冷えのリスクも低い。
「バンドTを着て行かないと、ニワカと思われてしまうかもしれない」と心配の方は大丈夫だ。周りの人たちもあなたと一緒で音楽を楽しむためにフェスに来ているのだ。あなたのバンドTシャツを見るためにフェスに来ているわけではない。諸手を上げて関係のないTシャツを着て行こう。
アウトドア用ハーフパンツ
ディッキーズに代表されるようなチノパンは確かにかっこいいのだけど、実は意外と重い。汗を吸ったりするとウエスト周りが不快になったりすることも。
その点アウトドア用のハーフパンツは速乾性があって軽い生地でできているため、いつまでも軽快なステップで踊り続けられることだろう。
またポケットがジップ式になっているものも多く、携帯や財布を落としたり盗難に合う危険性を下げられるのも高ポイントだ。
レインウエア
楽しい野外フェスだが、雨が降り出すとその状況は一変して超過酷な環境に変わる。雨で濡れた体から体温が奪われ、凍えるような思いをすることもあるかもしれない。ちなみに私も大学の時に初参戦した野外フェスの初日が大雨で、震えながら開場を待った記憶がある。
登山用のレインウエアがあればそんな寒い思いをしなくてよくなる。
その理由は、登山用レインウエアが持つ防水透湿性だ。生地繊維の編み目が水よりも小さく、水蒸気よりも大きくできているため、外からの雨は弾くが内側からの汗は逃すという構造になっている。
汗を逃しつつ雨に濡れないようにしたいという点では、登山もフェスも変わらないのだ。
春・秋のフェスでは朝晩が冷え込むことも多いが、そんな時にもウインドブレーカー代わりに着ることができる登山用レインウエアは大活躍する。
フェスにアウトドアウエアを着ていこう!
今回はフェスにアウトドアウエアを着ていくことの良さについて紹介した。
アウトドアウエアでフェスに参戦して、ぜひ快適なフェスライフをおくってくれ。
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