[比較]タイでビールを飲み比べして、どれが一番うまいか検証してみた[おすすめ]

バンコク生活

みんなビールは好きだろうか。私は好きだ。

が、タイにいると愛しの一番搾りやSAPPOROに出会えることはあまりないし、あったとしても高い。
また、日本のビールは日本の気候や食事に合わせて飲むために開発されているので、タイのローカルフードには少々合わなかったりする。

やはり地場の食事には地場のビールだろう。
しかし、日本にいるとタイのビールを飲むことは少ない。
ということで、今回はタイのメジャーなビールを飲み比べていきたいと思う。

タイのビール全般

① 薄味
日本のビールと比べると、タイのビールは全般的に薄め。
ビールが薄いとはなんぞや?という感想をお持ちかもしれないが、本当に薄いのだ。苦味もコクもキレもかなり控えめ。
よくいえば非常に飲みやすく、悪く言うとちょっと水っぽい。
しかも、タイではその薄いビールに氷をこれでもかと叩き込む。
日本からするとおおよそ考えられない風習だが、超暑い気候の中で濃い味付けのタイ料理と合わせるにはマジでこれぐらいの薄さがちょうどいいのだ。
毛嫌いせずにまずは一回試してほしいと思う。
2回目からは氷が出てきてもなんとも思わなくなる。

② 安い
税金や物価的な部分もあると思うが、タイのビールは全体的にかなり安い。350ml缶なら40バーツ(140円)を切る。日本のコンビニで500mlのコーラを買うより安い。素敵!!

③ ちゃんとビール
安いのに、発泡酒や第3のビールではない。ちゃんとビールだ。というか発泡酒や第3のビールがあんまり置いていない。
発泡酒や第3のビールという存在は世界的にもレアだ。
発泡酒や第3のビールなら酒税が変わるという仕組みは日本くらいのもので、世界的にビール類には全部ビールと同じ税金が課されているようだ。
もちろんこの仕組みにうまく入り込み、麦芽を使わないでビールを作るという、トンデモ発想を実現してきたビール会社の企業努力はすごいものだと思う。
が、やはりビールの方がおいしいのは間違いないと思う。

④ サイズがでかい
350ml缶基準で値段の話をしておいてなんだが、超メジャーなビール以外は500mlしかなかったりする。350ml基準で流通しているのって日本くらいなんだろうか。
薄くて飲みやすいといってもアルコール度数はちゃんと5%前後あるので、あんまり強くない人は注意。

さて、タイのビール全般について書いたところで、ここから各種ビールを飲み比べたいと思う。(値段については1バーツ=3.5円で計算)

シンハービール

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値段:36バーツ(126円)

THE・タイビールって感じ。苦さ控えめキレ重視。なんとなくあまい。
枝豆とか冷奴的なものより肉が合う。肉。おすすめはガイヤーン(タイ風串焼き)。
世界で一番糖質の多いビールらしいので、飲み過ぎには気をつけよう。

チャーン

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値段:37バーツ(129.5円)

苦くてスッキリ。アサヒのスーパードライが好きな人は好きだと思う。
一番日本味に近いんじゃなかろうか。とはいえかなりスッキリしているので、コクの強いビールじゃないとダメって人は飲んでる気がしないかも。
個人的にはシンハーより甘くないという理由で飲みやすくて好き。

タイガー

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値段:50バーツ(500ml ・175円)

350mlがなかった。苦さは控えめでキレよりコクって感じの味。
って言ってもやっぱりタイビールなのでそんなに濃い味ではない。
まろやかでだいぶ飲みやすい。もはや水。無限に飲んでられる系。

LEO

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値段:35バーツ(122.5円)

シンハーの会社から出てる廉価版ビール。プレモルに対するTHEモルツ的なポジション。けど1バーツしか変わらない。
味はうすーい。全体的に薄いタイのビールの中でも特に薄い。
下手をするとタイガーより薄いかもしれん。1バーツ差ならシンハー飲むかなあ…
変な甘さはないので飲みやすくはある。

まとめ

やはり改めて飲み比べてみると、それぞれに少しずつ個性がある。
シンハービールが最大手ではあるが、個人的にはチャーンビールの方が好きだ。
全体的にかなり飲みやすいので、普段ビールを飲まない人にもおすすめできるタイプのビールだと思う。
シンハーやチャーンあたりであればタイに来ずともイオンなどのショッピングモールに置いてあることも多いので、日本の方にもぜひおすすめしたい。

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