登山者の中には、山の魅力に取り憑かれてしまいどんどんと深みにハマってしまう人も多い。
深みにハマりすぎてもはや自分がなんのために山に登っているかも見失い、山に登る理由が「そこに山があるから」になってしまうことも少なくない。
そんな猛者が動画編集者になってしまった。それがRTA(リアル登山アタック)走者の世界である。
今回はそんな狂気に満ちたRTA走者とおすすめ動画を3つ紹介したいと思う。
RTA(リアル登山アタック)
RTA(リアルタイムアタック)とは似て非なるもの。
RTA(リアルタイムアタック)風の動画編集をしているものの、有名な投稿者が走っているコースは非常に難度が高く、安全重視の山行になっている。
そう、RTA(リアル登山アタック)とはRTA風味の解説や動画構成を利用した、リアルな登山動画のことなのである。
安全に登って下りてくるまでが登山、山を登る人の基本中の基本。
それではそんなRTA走者とおすすめ動画を3つ紹介したいと思う。
やまおとこ兄貴
全ての元凶、そして狂気そのもの。
ジャンダルムをはじめ、二子山や戸隠山など日本最難関の有名コースをガンガンクリアしていく化け物。鎖に発情し、核心部でアイカツをする兄貴の姿は逞しすぎる。
ある意味レベルが高すぎて逆に参考にならない。やまおとこ兄貴の動画は見てるだけで手汗が吹き出す。
やっぱジャンダルムってやべえところなんだなと改めて感じる動画。
八甲田山兄貴
冬の八甲田山を中心として冬山を登りまくっている変態兄貴。
そして多くの走者をRTAに引きずり込んだ元凶。八甲田山兄貴の呪いのせいで冬の八甲田山に登らなければいけなくなった登山好きも多いと言う。ちなみに私もその1人である。
八甲田山やRTAの丁寧な説明が楽しい。シンプルに冬山に登りたくなる。登りたくなるよね?
葵うさぎ兄貴
期待の新人、葵うさぎ兄貴。
もはやただ冬山を登るだけでは飽き足らず、スキーで下山をする狂人。
葵うさぎ兄貴の動画を見ていると山スキーも楽しそうに見えてくる不思議。
まとめ
ちなみにここで紹介した兄貴たちはほんの一部で、他にも厳冬期登山や高難度ルートを登っていく兄貴たちがいる。
本当に人間なのか疑いたくなる人たちも多い。
冬山やバリエーションルートは初心者がすぐに登ることができるようなものではない。
RTAを始めようと思う方は安全登山に十分に注意し、滑落・遭難のリスクを少しでも下げて臨まなければならない。
RTAの重要な約束、デスルーラは禁止である。
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