日帰り用のザックは登山をする方なら誰でも持っているギアだ。
そんな製品だからこそ、どれを選んでいいのか分からないという方も多いかも知れない。
ということで、今回はザックをおススメする記事。私が使っているOSPLAYのザック”stratos26″を紹介したいと思う。特にザックの買い替えを検討している方は必見。
計算された重量バランス
まずなんと言ってもこのザックのいいところは、背負った時のバランスである。
実はこのザックを選ぶ時、心の内では「MilletかMOUNTAIN HARDWEARあたりの25L前後のザックにしようかな〜」と思いながら店頭に行った。
しかし、店員さんに「OSPLAYがいいですよ!私も色々悩んだ挙句これにしました!」と強くおススメされたので「そこまで言うなら背負ってみるか…」ということで背負ったところ、私の中に革命が起きたのだ。
他のザックに比べて明らかに重さを感じない。本当に衝撃だった。
その瞬間、このザックの購入を決定したのは言うまでもない。
背面メッシュ構造
このstratosは背面がメッシュ構造になっている。

そのため汗抜けがよく、ザックと背中の間で汗が溜まらない。快適度が全く違う。
私もそうだが、汗かきの方にとってはこれは嬉しいポイントの1つだと思う。
メッシュと荷物が入る部分のスキマ
このザックは、背面のメッシュ部分と荷物が入る部分に隙間が開いている。

汗抜けをよりよくするための工夫ではあると思うのだが、この隙間がなんとなく勿体ない気がする。
そう思っていた時に、持っていたハイドレーションをこの隙間に入れてみたところピッタリとハマったのだ。
この隙間はハイドレーションのためにあると言っても過言ではないと思う。
ちなみに旅行などでハイドレーションを使わない時には、iPadなどを収納するスペースとして活用している。
意外と多い収納スペース
意外と収納スペースが多く、25Lクラスのサイズ感ながら意外と収納力が高いのもこのザックの良いところだ。
雨蓋部分にはザックを置いて休憩する際に食べる行動食などを入れることができるし、正面のポケットには地図や手ぬぐいなどを収納することができる。


腰ポケットの部分にはちょっとした飴などを入れることができ、先述のハイドレーションと合わせれば水分と糖分を補給するために立ち止まる必要がなくなる。

レインカバー付属
いいザックは意外とレインカバーが付いていなくて、別途購入することになることも多い。
プラスで2〜3,000円ほどの出費になるため、ちょっと考えてしまうのではないだろうか。
しかし、このザックは他の同程度のスペックを持つザックと同価格帯ながら、レインカバーが付いているのだ。しかも結構ちゃんとしたタイプ。

どれぐらいのモノが入るか
- ミラーレス一眼(カメラカバーあり)
- 水筒(ハイドレーション)
- バーナー
- ガス缶
- スマホ
- コーヒーセット
- 昼食
- 非常食
- レインウエア
- 行動食
- フリース
- 予備バッテリー
私はこれくらいをザックに入れて日帰り登山に行くことが多い。このくらいであれば30Lでなくてもちゃんと入る。
30〜35Lのザックは、個人的には小屋泊に行くには小さいし日帰りには大きいしで微妙な感じ。
小屋泊以上であったり雪の深い冬山には対応しきれないと思うので、その場合は40Lくらいのザックが必要になるのかなとは感じる。
トータルコスパの高いザック
- バランスが良くて軽く感じる
- 背面メッシュで汗抜けが良い
- メッシュと荷物を入れる部分の隙間にハイドレーションがはまる
- 収納スペースが意外と多い
- レインカバー付属
- 日帰りにぴったりのサイズ
これらを踏まえて、実売2万円を切っているのは異常なコスパだと思う。
もちろん格安ザックに比べれば少々高いことには間違いないが、長く使う日帰り登山のメイン機として使う分には最高のザックである。
ぜひこの感動を味わって欲しいと思う。
コメント