さて、今年の夏にどの山に登ろうかお悩みの方もいらっしゃるかもしれない。
今回はテント泊に少し慣れてきた方に向けて、蝶ヶ岳〜常念岳の縦走ルートをおすすめしたいと思う。
槍・穂高のモルゲンロートを眺めながら歩ける!
モルゲンロート。東の空から陽がさして、山脈を赤く照らす現象だ。山を最も美しく見られるシチュエーションの1つとされている。
なんとこの蝶ヶ岳〜常念岳の縦走路では、槍・穂高連峰のモルゲンロートを見ながら歩くことができる。


槍・穂高連峰はなかなか2泊以上の期間が取れないと登ることもできないが、蝶〜常念であれば1泊2日で登ることもできる。
そのため、週末で登るプランや槍・穂高に行けなかった場合のリカバリープランとしても役立つだろう。
歩きやすい縦走路とそこそこの岩場
蝶ヶ岳から常念岳への道は、距離こそそれなりにあるものの基本的にはかなりなだらか。特に滑落の危険が高い箇所があるわけでもない。
その割には常念岳山頂付近はしっかりとした岩場があるため、登りがいもある。
命のやり取りをせずに淡々と歩き続けられるのは、このコースの良さの1つだと思う。北アルプスデビュー戦にももってこいの山の1つだ。


星空と朝焼け
蝶ヶ岳のテント場はかなりひらけているため、星空や朝焼けがきれいに見られるのも素晴らしい。

ここで見た星空が、私が今までに見た星空の中で一番きれいだったことは言うまでもない。

蝶ヶ岳ヒュッテのテン場
蝶ヶ岳では蝶ヶ岳ヒュッテという山小屋の横にテン場がある。
きれいに整備されているうえ、30張とそこそこ数も張れるのが良いところだ。1泊2,000円。
実は予約制ではないので、天候を見て登るかどうか決められるのも良いところだったりする。

今年の夏は蝶ヶ岳〜常念岳の縦走に挑戦しよう!
槍・穂高連峰を眺めながら歩けるだけでなく、登りごたえもある蝶ヶ岳〜常念岳。
今年の夏はぜひ蝶ヶ岳〜常念岳の縦走に挑戦してみてくれ。
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