独特な魅力のあるワンポールテント。私もそんなワンポールテントの魅力に取り憑かれ、テントファクトリーの「TCワンポールテント」を買った。
今回は私がなぜテントファクトリーのワンポールテントを購入したかについて書いていきたいと思う。
難燃性素材、ポリコットン
私がワンポールを探していた中で抑えておきたかったポイントの1つが、ポリコットン素材であること。
ポリコットンとはポリエステルとコットンのハイブリッド素材。
断熱性が高く、燃えにくいことが特徴。
オールシーズン使えるものを探していてそばで焚き火をするシーンも考えていたため、ポリコットン素材のテントにはこだわろうと考えていた。
床面がないタイプのワンポール
もう1つ、どうしても譲れなかったのがこれ。
そう。「床面がないこと」である。
床面がないことにより芝の上に直接コットを置いて寝ることになるため、より自然との距離が近い状態になるのだ。

いわゆるタープ泊に近いものがあり、「野」に泊まっている感覚を味わうことができる。
これが床面のないワンポールの魅力である。
ちょっと変な趣味嗜好だとは思うのだが、ブッシュクラフト的な思想を持った人には理解してもらえると思う。
供給の安定度
ポリコットンで床面がないタイプのワンポールといえば、真っ先に上がってくるのがテンマクデザインの「サーカスTC」だろう。
すごく有名だしかっこいいので、サーカスTCが欲しいと思っている方も多いことだと思う。
しかし、このサーカスTCは供給の安定度に難があり売り切れになっていることも多々。人気商品ということももちろんあるが、実は定番商品ではないというところも効いていて、意外と入手難易度が高い。
それに比べればテントファクトリーのワンポールは少しばかりマイナー。
知られていないということもあるのか、供給自体は結構安定しているように思う。
マイナーなので人と被りにくいというメリットもあったりする。
六角形で立てやすい
サーカスTCと比較していいところもある。その1つが6角形であるということだ。
サーカスTCは実は5角形。意外とペグを打つ場所を決めるのが難しい。
それに比べてTCワンポールは6角形なので、対角線でペグを打っていけば綺麗にテントを立てることができる。
ワンポールテントの出来栄えはペグダウンがうまくできるかにかかっているので、ペグダウンする位置を決めやすいというのはかなりのメリットだと思う。
インナーテントいらず
さらに、出入り口に虫除けの蚊帳が初めから一体型でついている。
サーカスTCはインナーテントが別売り。
本体価格だけで比べればサーカスTCの方が安いのだが、インナーテント込みで考えるとワンポールTCの方が安かったりする。

冬以外は基本的にインナーテントが必要になるだろうから、トータルで見るとコスパがよかったりする。
テントファクトリー「TCワンポールテント」の良さ
私がテントファクトリー「TCワンポールテント」を選んだのは、
- ポリコットンであること
- 床面がない
- 供給が安定している
- 六角形で立てやすい
- インナーテントがいらない
の5つのポイントからである。
実際に使ってみた感覚としても立てやすいし、生地感もしっかりしていて良い。
ぜひ皆さんも試してみてほしい。

コメント