テントを買って、テント泊を始めてみたいな…と思った方にぜひおすすめしたいのが「木曽駒ヶ岳」。
木曽駒ヶ岳をおススメする理由は2つ。
コースタイムが短く、難易度が低い
やはりなんと言っても挙げられるのがこれだろう。
飲み水や食料の量が増えるだけではなく、寝袋やテント、スリーピングマットや着替えなど、日帰り登山と比べて一気に荷物の量が増える。
それだけの大量の荷物を背負って山に登ることになるので、もちろん体力の消耗も激しく登るペースも上がらない。
そのため、まずは簡単なコースから始めるのが無難だろう。
その点、木曽駒ヶ岳はコースタイムがなんと4時間。スタート地点までロープウェイを使うことができ、獲得標高も300mほど。
正直日帰りでも登ることができるほどの山なので、テントを担いで登る練習としては最適な山であることは間違いない。
眺望が良い
しかも日本百名山に選ばれるだけあって、眺望がすこぶるいい。
ロープウェイ駅を降りると雄大な千畳敷カールが迎え入れてくれ、1時間ほどでカールを登り切ると3,000m級ならではの岩と空の景色に変わる。


そそり立つ宝剣岳を横目に中岳を越えて行けば、カラフルに色づくテント場が待っている。


テント場でひと休みして30分ほど歩くと、もう木曽駒ヶ岳の頂上だ。

最初から最後までずっと楽しいこんな登山はあまりないと思う。トッポかよ。
しかも宿泊登山のよいところは星空と日の出を楽しめるということ。
山の上は明かりもなく空気も澄んでいて物理的な距離も近いので、平地では見られないほど星空がきれい。また、日の出を待つえも言われぬ一体感。この体験は山に泊まるからこそできる体験だと思う。


まとめ
木曽駒ヶ岳はテント泊の練習として最適な山である。
練習としてだけではなく、山そのものも素晴らしいので行ったことのない方はぜひ行ってみて欲しい。
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