タイでは日本に比べて不便だな…と思うことがある一方、日本にはないサービスやアプリが普及していて驚くことも多々。
というわけで、今回はタイに来て「こんな便利なアプリがあるのか!」と驚いたアプリを4つ紹介する。
タイに来たばかりの方の助けとなれば幸いである。
銀行アプリ「K-plus」
私がタイに来て一番感動したのが、銀行アプリの発達。
電子決済が普及してきているタイではあるが、さすがに街の屋台や観光地などで電子決済を使えることは当然ない。ということで必然的に現金もいくらか持たないといけないのだが、いちいちカードを持ち歩くのは財布を圧迫するのでできれば避けたい。
そう思っていたところで教えてもらったのが、この「K-plus」。
携帯とアプリさえあれば、なんとATMでカードレスで現金を下ろせる。しかも手数料無料。
それだけではなく、友人などに支払いをする時もアプリから口座間送金が可能。その上別銀行でも送金できる。さらに言えば、なんと口座間送金が無料。別銀行間でも。
このアプリを知って、「ATMや送金は手数料がかかるもの」という固定概念に囚われていた私に革命が起こった。
ちなみに飛行機代や通販代などサービスによっては、クレジットカードを持っていないくてもアプリから決済することも可能。
銀行アプリは間違いなく日本より便利なので、入れておいて損はないと思う。

ちなみに「K-plus」はカシコン銀行で口座開設されている方限定。
カシコン銀行でない方は別のアプリがあるのでこちらを使おう。

デリバリー&配車サービス「Grab」
これは日本から来たばかりの頃に、タイ人スタッフが使っていて衝撃を受けたアプリ。
言うなればUber Eats&Uber taxiである。サービス自体は日本にもあるものかもしれないが、その普及具合と便利さはタイが圧倒的だ。
配車アプリとしてのGrabは、乗車拒否されることもしばしばある外国人にとってはもはや欠かせないとまで言える。
現在地と目的地を入力するだけで料金が自動計算されて、現在地までタクシーが迎えにきてくれる。クレジットカードを連携しておけば支払いも全自動だ。
少しばかりメータータクシーよりも高いようには思うが、10バーツ20バーツを気にするシーンではそもそもタクシーに乗らないし、安心代・迎車代だと思えば安いとまで言える。
また、デリバリー機能も見逃せない。
タイはデリバリー費用が異常に低く、交通費より安いこともしばしば。アプリ内でのキャンペーンも豊富で、自分で店に行くよりデリバリーで頼んだ方が得することも多い。
似たようなデリバリーサービスにはFood Pandaもある。
タイ版Amazon「RAZADA」
タイではAmazonが普及していない。代わりに普及しているネットショッピングアプリがこの「RAZADA」だ。
Amazonのように大きな配送センターを持っているわけでもなく、RAZADA自身が販売しているわけでもないので、どちらかというと楽天市場に近いイメージだ。
東南アジアならではの感覚だが安すぎるものは詐欺の可能性も高いので、相場より少し安いくらいの商品を選ぶのがおすすめ。
評価操作なども簡単にできてしまうので信用し切るのは危ないが、お店の評価も確認しておこう。
私はマウスやボードゲーム、アウトドア用のガス缶などを買ったが、どれもちゃんと届いた。
バスが今どこにいるか分かる乗り換えアプリ「Viabus」
タイ初心者には難しい交通手段、それがバスだ。
友人に「バス乗りこなせるようになったら面白いと思うんだけど、どこに行くのかわからないんだよね…」と相談したところ教えてもらえたのが、このViabus。

バスの乗り換えを調べられるだけでなく、GPSを利用して目的のバスがどこにいるかも教えてくれる。
私は正直Viabusなしではバスに乗れないほど愛用している。
バンコクにはタクシーを使わなければバスでしか行けない場所もちょくちょくあるので、入れておいて損はないと思う。
バスを使えるようになると、安い交通費がさらに安くなるぞ。
まとめ
今回はタイで便利なアプリを4つ紹介した。在住初心者に向けてのヒントとなれば幸いである。
他にも便利なアプリがあればぜひ教えて欲しい。
コメント