第1〜3回はこちら。
それでは今回も早速各メーカーの紹介に移りたいと思う。
MOUNTAIN HARDWEAR(マウンテンハードウエア)
Columbiaの兄弟分。Columbiaがキャンプ、フェス〜ハイキング・トレッキングを想定しているとすると、MOUNTAIN HARDWEARはトレッキング〜クライミング系のハードユース仕様。目的のハードユースさの割にはお値打ちなものが多い。
独特のカラーリングの製品が多く、奇抜な配色は好き嫌いがバッサリ分かれそう。ハマる人には超ハマる。私もそのうちの1人で、ここのレインウエアとハードシェルを持っている。

MOUNTAIN EQUIPMENT(マウンテンイクイップメント)
MOUNTAIN HARDWEARに似てるけど関係ないブランド。全体的にかわいい感じのウエアが多い。ロゴもかわいい。あとは古き良き感じのチェックシャツなど。
往年の山ガールを目指すならここの製品で揃えてもいいかも。

Marmot(マーモット)
マムートじゃない。マーモット。名前が似てるので最初は随分と間違えた。
日本ではマムートよりマイナーなイメージ。全体的にモノはしっかりしてるけど、なんとなく特徴がなくて個人的にはわざわざ選ばない事が多いかも…
Haglofs(ホグロフス)
細身な作りでかっこいいウエアが多い。けど高い。
レインウエアを探している時にHoglofsのウエアを着て良いな〜と思ったら6万して買えなかったという思い出がある。
Hのマークが好き嫌い分かれる。
FINETRACK(ファイントラック)
ジャパンメーカー。デザインはあんまり現代風ではないが、このメーカーは何といってもアンダーウエアがすごい。アンダーウエアなんて着心地最優先だから、見た目は二の次である。
ベースレイヤーの下に着るアンダーウエアがマジで有能。汗でベタベタになってTシャツがまとわりついたり、汗冷えで体温が下がるのを防いでくれる。1枚5,000円くらいと別に安いわけではないが、それだけの価値はある製品。登山用ウエアは体に近いものほどお金をかけろ、というのはよく言われる話。

MSR(エムエスアール)
テントのメーカーというイメージが強い。
「ハバ」や「エリクサー」などの山岳用テントが有名。灰色と赤色の2トーンカラーがすごくかっこいい。実はここのテントを買おうか迷っていたのだが、加水分解が激しいという噂を聞いてやめてしまった。日本の多湿な環境には向かないのかも。実際のところはどうなんだろうか…

ARAI TENT(アライテント)
ここもテントメーカー。
山岳用テントといえば、モンベルの「ステラリッジテント」かアライテントの「エアライズ」というくらいの超定番。
たしかに山に行ってもちょくちょく見かける。けどモンベルほど多くはないのでテン場で見分けがつかなくなるほどではない。
DUNLOP(ダンロップ)
そう、タイヤメーカーのダンロップ。オタクくんの靴でお馴染み、あのダンロップである。
実は山岳用テントも作っている。そして割としっかりしている。たまにテン場でも見かけるし、まあまあかっこいい。
20年前のものが現役で使えているという噂もあり、丈夫さには信頼度がありそう。
NEMO equipment(ニーモイクイップメント)
ちょっと変わった形の山岳用テントを作っている。フレームの形を工夫することで居住性を高める工夫などがされているらしい。「クナイ」というシリーズのテントがかっこいい。
あとは肉抜きされた独特のスリーピングマットなど、特徴のある製品を作っている。
THERMAREST(サーマレスト)
スリーピングマットといえばここ。
大きなザックにパタパタの銀マットを挟んである人を見かけた事があるかもしれないが、だいたいここのスリーピングマットである。もしくはモンベル。
安くて丈夫で暖かいので、テント泊を始める登山者はだいたいここのスリーピングマットを買うことになる。

まとめ
今回は少しマイナーな登山系メーカーと、テントを中心に作っている登山メーカーを紹介した。
登山靴編が第5回のテーマだ。次回に続く。
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