アウトドアをやっていると、どうしても他の人のアウトドアスタイルが気になってしまう。
テントの種類やタープの有無、人数やギアなどを見て「このグループはこういう感性でアウトドアをしているんだな」と考えているのは私だけではないはずだ。
今回からは数回に分けて、独断と偏見で各アウトドアメーカーの個性を解説していきたいと思う。
Coleman(コールマン)
誰もが知ってるキャンプ界の帝王。質実剛健系、THE・アメリカンなファミリーキャンプメーカー。
相場よりは安い値段のものが多いし、作りもしっかりしている。家族で春〜秋だけキャンプをします、という人は基本的にColemanのギアを買えば間違いないと思う。
ただし、車でのキャンプを前提にしているのか嵩張って重いギアが多い。私もコットを持っていたが、9kgと激烈に重く、とてもじゃないが車の時以外は使えなかった。ちなみに寝心地はすごく良くて、コスパは最高だった。
軽キャンパーやライダー、ソロキャンパーがColemanのギアを中心に選ぶと運搬が大変になるかも。

CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
こちらも超有名キャンプメーカー。Colemanよりちょっと安めな分、品質もそれなり。
とはいえ、たまーにキャンプする程度であれば十分使える品質。また、びっくりするくらい使えるギアがあったりするのもCAPTAIN STAGのいいところ。
使用頻度の低いギアを探すときに覗いてみると、意外といいものが見つかる。私もケトルを持っているが、使い心地は抜群。

LOGOS
楓のマークがかわいい、キャンプの定番メーカー。
少し前まではCAPTAIN STAGと同じ並びの低価格メーカーだったはずなのに、気づいたらおしゃれ系アウトドアメーカーに転身していた。
全体的にポップでかわいい感じのギアが多いので、カップルが選んだりするといいのかも。ロゴスのワンポールはかわいくて私も超好き。
「ハイパー氷点下クーラー」というクーラーボックスと「氷点下パック」という保冷剤に定評があり、これに関してはかわいさ抜きで超使えるギア。その辺のハードクーラーボックスより断然冷える。気を抜くと中に入れたものが凍るレベル。
Snow peak
キャンパーの憧れその1。Snow peakのロゴが付いているだけでおしゃれに見えるのはずるい。
高品質で洗練されたモノづくりがされており、Snow peakの製品を選んでおけばまず間違いないとさえ言える。
が、めっちゃ高い。
多くのキャンパーがSnow peakの製品を見て「いいな〜」と思いながら、お財布の都合で別のメーカーのものを買うことになる。
「エントリーパックTT」というテント&タープのセットは激烈にコスパがいいので、お財布は厳しいけどSnow peakのテントを諦められない方はこのセットがおすすめ。

nordisk(ノルディスク)
キャンパーの憧れその2。北欧感のある製品群が心を奪う。
が、Snow peak以上に高い。
Snow peakは「頑張ってお金を貯めて買うんだ!」と思えなくもないが、ノルディスクは高すぎてマジで手が出ない。幸いなことにグランピングに行くとノルディスクのワンポールが使用されていることもあるので、泊まること自体はそんなに難しくない。
「アズガルド」というワンポールが超かっこいい。
テンマクデザイン(tent-Mark design)
キャンパーの憧れその3。
「サーカスTC」や「炎幕」、「パンダ」など個性のある製品が多く、ハマる人にはとことんハマる。
しかし供給に対して需要が少なく、常に売り切れになっている製品も多い。なので、欲しいと思った際には基本的に入荷を待って買うことになる。
実は私もサーカスTCが欲しかったけど買えなかった民の1人。

DOD
新進気鋭のおしゃれ系アウトドアメーカー。
かなり現代風なデザインで値段の安いものが多く、若者の味方と言わざるを得ない。
犬のマークもおしゃれ。友人とパーティキャンプを楽しむのであれば、ここのギアは超おすすめ。
小さく畳めるローコットなどが定番。

TENT FACTORY(テントファクトリー)
こちらも新進気鋭のアウトドアメーカー。他のメーカーに比べると少しマイナー。
高品質でこだわりのある製品が多いが、若干オリジナリティには欠ける。製品も全体的に安いわけではないが、品質から考えるとコスパは高め。なので買って後悔することはないと思う。
私はサーカスTCが買えずにテントファクトリーのワンポールを買ったが、正直めっちゃよかった。

Hilander(ハイランダー)
ここもマイナーだが高コスパのメーカー。「この商品、この値段であるんだ」となることが多いので、コスパ厨の方は割と選択肢に入る。コットやカーミット型のチェアなどが良さげ。
まとめ
今回は総合キャンプ系メーカー、特にテントをしっかり作っているメーカーを中心に紹介した。
次回は尖った製品を持つメーカーを紹介していきたいと思う。
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